バリトンなら一度は演じてみたいリゴレット。
以前ハイライトで演った事はありましたが、今回はオーケストラ伴奏で完全版でした。
やはりヴェルディが創った作品だけに声楽的にも、音楽的にも、演劇的にも全てに於いて難しかったです！
声楽的にはテッスィトゥーラ(音域)が高く、それでいてヴォーチェヴェルディアーナ(ヴェルディの声)の深い響きが求められます。音楽、演劇的にはせむし男リゴレットの卑屈さ、狡猾さ、父親としての慈愛、娘を奪われた怒り、哀しみなど様々な感情を表現しなければなりません。
また本番一週間前に身体に不調を来たし辛かったのですが、お陰様でお客様から大変好評を頂き嬉しかったです！
リゴレット役
終演後出演者の皆さんと一緒に